インプラント治療の現状
インプラント治療は非常に危険な治療。そのようなイメージが強くはないですか?
これまで、一部のメディアによる医療事故の報道などにより、そのようなネガティブなイメージが強い治療の1つです。
実際に、CTを使わなかったり、ガイドを使わないインプラント治療は非常に危険です。それは、骨の状態・神経の位置などを正確に把握する事なく、インプラント埋入をしてしまうから危険なのです。
歯科用CTで、見えない骨の位置や骨の量・骨質などを正確に把握し、安全と判断した上で、インプラントガイドを使用する事で精度の高いインプラント治療が実現されます。
当院のインプラント治療3つの特長
インプラント治療は危険だと思っている方は多いのではないでしょうか。これまでのインプラント治療は、歯科医師の感覚・経験に大きく左右されることが多かったですが、当院は安全なインプラント治療を行う為に、下記の3つを行っております。
歯科用CTによる精密検査
歯科用CTでは、これまでのレントゲンとは異なり、骨の位置・神経の位置などを立体的にコンピューター上で再現することができる為、事前に正確な情報を得る事が可能です。
インプラント治療は骨にチタン製のインプラント体を埋入し、結合させて人口歯根を作る治療方法です。骨密度が低かったり、骨の量が足りなかったりするとインプラント埋入後にインプラント体が取れてしまったりする可能性があるので、十分な診断が必要です。
確実な埋入を行えるインプラントガイド
インプラント治療ではCTで撮影したデータを元にどの位置に埋入することがベストかを決めます。インプラントガイドとは、その埋入すると決めた位置・角度・深さに確実にインプラントを入れる為の道具です。
CTデータ・患者さんの口腔内模型を元に、歯科技工士とガイドを設計していき、手術の際に患者さんの口につけて、インプラントを埋入するというシステムです。インプラントガイドを使う事によって、精度・安全性が共に高い手術が可能となります。
安全性の高いインプラント体
当院で使用しているカムログインプラントは、歯科・医療先進国と言われるドイツを中心に、ヨーロッパでトップシェアを誇るインプラントシステムです。日本でも大変多くのドクターに使用され、シェアを伸ばし続けています。独自のチューブインチューブ構造により、インプラント体とアバットメント(コネクション部分)が精度の高い状態で連結されることにより、細菌感染が少なく、機械的にも安定し、長期的に良好な予後が得られます。また、インプラント体の表面性状が、骨との結合が得られやすい処理が施されていることも、特徴の一つにあげられます。
インプラントのメリット・デメリット
インプラントは欠損歯を補う治療としては最適な治療であると考えています。欠損歯を補う治療は他にも、入れ歯・ブリッジがあります。各治療のメリット・デメリットを記載して行きます。
■義歯
長所:修理が容易。
短所:取り外し、噛む力が弱い(天然歯の約20%)、義歯が緩みやすい、骨が吸収されやすい。
■ブリッジ
長所:固定式である、短期間で治療終了。
短所:健康な歯を削る、削る歯の神経を抜くことがある、歯の寿命を短くする可能性がある。
■インプラント
長所:噛む力は強い、歯を削る必要がない、噛み合わせの崩壊を抑制できる。
短所:保険がきかない、手術が必要である、治療費用が高額になる。
インプラント治療をお考えの方はご相談ください
インプラント治療は治療費も高く治療期間も長い治療になりますので、しっかりとしたクリニック選びをオススメします。当院では、患者さん個々のライフステージに合わせた治療計画を心がけています。歯科用CT・インプラントガイドを使用したインプラント治療をお考えの方は是非、当院に一度ご相談ください。